仕事で使えるエクセル関数の活用方法を具体的な例を使って詳しくご紹介しています。

HLOOKUP関数:表を検索してデータを取り出す(行単位)



=HLOOKUP(検索値,範囲,行番号,検索の型)
検索値で指定した値を範囲の表の上端の行から検索して、行番号で指定した行のデータを取り出す

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売上明細を入力する際、品番を入力するだけで品名と単価を自動入力します。
品名と単価は商品マスタの中から値を持ってきます。

HLOOKUP関数


品名が入るC11セルに「=HLOOKUP(B11,B3:D5,2,FALSE)」と入力します。

HLOOKUP関数


検索値:売上明細に指定した品番の「B11」(101という品番)を指定します。
範囲:商品マスタが書かれた範囲の「B3:D5」を指定します。
行番号:上記で指定した範囲の中から品名は2行目なので「2」を指定します。
検索の型:「FALSE」を指定します。
※検索の型を「FALSE」と指定すると、検索値に完全に一致する値のみを検索します。
「TRUE」もしくは省略をすると、検索値以下の最も近い値を検索します。


単価が入るD11セルに「=HLOOKUP(B11,B3:D5,3,FALSE)」を指定します。

HLOOKUP関数


行番号:単価は3行目なので「3」を指定します。(その他は全て同じ)


E11セルに数量を入力(例の場合は「2」)して、小計が入るF11セルに「=D11*E11」を指定します。
単価×数量の掛け算です。

HLOOKUP関数







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