仕事で使えるエクセル関数の活用方法を具体的な例を使って詳しくご紹介しています。

ISTEXT関数:セルの値が文字列かどうかを調べる



=ISTEXT(テストの対象)
テストの対象(セルや計算式)が文字列の場合は「TRUE」、それ以外は「FALSE」と判定する

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売上高の前月比(%)を出したい場合、図のように割り算を実行します。

ISTEXT関数


この時、セルの書式設定は「パーセンテージ」としておきます。

ISTEXT関数


しかしながら、売上高が確定しておらず、仮に「未確定」という文字を入れておいた場合、同じように割り算を実行すると「#VALUE!」といったようにエラー表示になってしまいます。

ISTEXT関数


こんな時は、売上が確定していない列に文字列入っている場合は「---」を表示させるようにD5セルに「=IF(ISTEXT(C5),"---",C5/B5)」と入力します。

ISTEXT関数


テストの対象:文字列かどうかを判定する「C5」を指定します。



ちなみにIF関数は

=IF(論理式,真の場合,偽の場合)
といった構文で使われ、この場合の「=IF(ISTEXT(C5),"---",C5/B5)」は「C5」が文字列であれば「---」、そうでなければ「C5/B5」を表示させます。






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